CUCURUの着物棚がうまれるまでの物語り
CUCURUに一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくる壁一面の着物棚。
実はこの着物棚がうまれるまでには、一年半に及ぶ、CUCURUと花嫁さまとの物語りがありました。
物語りは移転前、CUCURUが外苑前にあった時からはじまります。
外苑前のお店は、1階と地下1階の2フロアという、今よりもずっとずっと小さなお店でした。
だから、接客スペースは1階のみ。
見ていただけるお着物は、当時の着物棚に入る18着分のコーディネートのみ。
そしてお小物を見ていただけるスペースはなし。
と、写真のように、とても小さなお店でした。
そんな小さなお店ながら、当時から私たちが大事にしていた想い。
それは、
『花嫁着物を楽しんでもらいたい』
という、今もかわらない想いでした。
だからこそ、
限られたお店、限られた着物棚の中で最大限着物選びを楽しんでいただくために、
コーディネーターが花嫁さまごとに18着分のコーディネートをつくり、
花嫁さまにご提案するという形で、1年半お店を続けていました。
その時間の中で、私たちは沢山の素敵な花嫁さまたちに出逢い、多くのことを教わりました。
そして、うまれたのが今の着物棚なのです。
どんな着物があるか知りたいという花嫁さまの想いには、より多くの着数を一目で見ていただけるように、
コーディネートを楽しみたいという花嫁さまの想いには、すべての小物を一度に選んでいただけるように、
自分らしさを楽しみたいという花嫁さまの想いには、ヘッドドレスまでこだわっていただけるように。
そんなことを想像しながら、デザイナーとスケッチを重ね、職人さんと何ヶ月も試行錯誤を重ね、オリジナルの着物棚を形にしていきました。
そして出来上がったのが今の着物棚。
私たちが花嫁さまから教わったすべてを、この着物棚には込めているのです。
だから私たちはこの着物棚を見るたびに、
『花嫁着物を楽しんでもらいたい』
という想いを、さらに強くするのです。
すべては花嫁さまの笑顔のために。
そんな想いが込められたCUCURUの着物棚に、ぜひ逢いにきてください。