お知らせ

2018.04.28

花嫁着物のいろは:和装小物編

Cf901dc2 23a9 463f 9ce0 7aae54cd5520
 花嫁着物専門店であるCUCURUが「和装で結婚式をしたいから、花嫁着物について知りたい!」という花嫁さまに向けて花嫁着物についてをご紹介していく「花嫁着物のいろは」。今回は、結婚式の和装で使われる、和装小物についてご紹介いたします。
 
▷白無垢について知りたい方はこちら
▷色打掛について知りたい方はこちら
▷引き振袖について知りたい方はこちら
 

 

【メニュー】
1. 首まわり
2. 懐剣(かいけん)
3. 筥迫(はこせこ)
4. 末広(すえひろ)
5. 帯まわり
6. 草履
7. さいごに
 
 

1. 首まわり

結婚式の和装小物:半襟と伊達襟
 花嫁着物の大きな特徴の一つに、色鮮やかな首まわりがあげられます。普段のお着物よりも広めにとったえりには、白や金銀、さまざまな色の刺繍があしらわれた半襟を縫い付けます。一番顔に近い半襟は、全体の顔色を左右する重要なアイテム。ご自身の肌の色やお衣裳の雰囲気に合わせた半襟を選ぶことが大切です。
 もうひとつ、花嫁さまのお着物には、「比翼」と呼ばれる重ねえりがついていたり、さまざまな色の「伊達襟」をさしたりもします。全体としてみると、すっと細く色味が加わるだけで全体の雰囲気ががらっと変わってしまうのが和装の醍醐味であり、難しさでもあります。和装ならではの和のお色味でありながらも古典的になりすぎない伊達襟でこだわりのコーディネートを。

 

2. 懐剣(かいけん)

結婚式の和装小物:懐剣
 もともとは、武家の女性が護身用として身につけていた短刀から来た和装小物です。一般的に、筥迫とセットで花嫁さまの胸元にさして飾りにします。
 懐剣が花嫁さまの和装小物として使われるようになったのは、打掛が当時の武家の花嫁衣裳であったから。明治時代以降は武家の女性たちだけではなく、一般の人も懐剣を婚礼衣裳の胸元にさすようになり、一般的な婚礼の和装小物として定着しました。
 日本では『刀』はとても神聖なもの。古事記にも登場する『天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)』は勾玉、鏡と合わせて日本の三種の神器にも数えられるほど。武家の女性たちが携帯していた短刀は護身のためだけでなく、邪気や厄災を祓うことからお守りの役割もあったそうですよ。
 懐剣の袋と房は、伝統的な純白もあれば、金入りのものや赤、生地に合わせた色味など、CUCURUではオリジナルのものを含めたくさんの種類をご用意しております。コーディネートに合わせてぴったりのものを選んでみてはいかがでしょうか。

 

3. 筥迫(はこせこ)

結婚式の和装小物:筥迫
 懐剣とともに、胸元にさして使う婚礼用の和装小物。
 もともとは、江戸時代の武家の女性たちが化粧ポーチとして持ち歩いていたもの。当時の女性たちは筥迫の中に白粉や紅筆などの化粧道具や身だしなみ用の懐紙を中に入れて持ち歩いていたそうです筥迫は成人女性の印ともされ、上部には金銀の飾りのついたかんざしの替えをさしていざという時には護身用に使っていました。
 筥迫を留めている真ん中の「胴締め」の下には、紐についた小さい飾りのようなものがついています。これは「落とし巾着」といって、匂い袋やお守りが入っています。これは、筥迫をさす時に帯の中にしまいこんで筥迫が落ちないようにする役割もあるんです。懐剣とセットで生地やパイピング、房の色や刺繍など、CUCURUではたくさんの筥迫をご用意しております。

 

4. 末広(すえひろ)

結婚式の和装小物:末広
 結婚式ではおめでたい「末広がり」から、扇子のことを「末広」と呼びます。
 末広で顔を隠し、花嫁さまの恥じらいや奥ゆかしさを表すものとも言われています。結婚式では基本的に花嫁さまは白骨に金銀の扇面の末広を使います。房の色は白を中心として、金や銀、懐剣・筥迫などに合わせたお色味の房のものなど、全体のコーディネートに合わせて選んでみてください。

 

5. 帯周り

結婚式の和装小物:帯まわり
 和装ならではの色遊びが楽しめるのが、花嫁着物の帯周り。金銀をあしらった格の高い帯を使用し、全体のイメージに合わせて様々なお色味のものを選んで愉しんでいただけます。
帯を結ぶ際に帯枕と一緒に使われる「帯揚げ」は、着物の格によって違った生地のものが使われます。第一礼装である花嫁着物では、一般的に絞りのものや金糸の入ったものが使われます。帯を留めるために帯の真ん中で結ばれる「帯締め」は、花嫁着物では綿入りのものを。それに加えて帯の下に、つける「抱え帯」や「しごき」はもともと裾が長いお引きずりの状態で着る花嫁着物で移動する際に裾をあげるために使っていたもの。今では装飾の意味合いが強いですが、打掛を着ない引き振袖では全体のコーディネートを作用する重要なアイテムです。

 

6. 草履

結婚式の和装小物:草履
 かかとの高さによって格がかわる草履。第一礼装の花嫁着物では、かかとが高いものを着用します。エナメルなどのものもありますが、布製のものが多いのも特徴。婚礼用の草履は白や金、銀のものが一般的ですが、CUCURUでは生地を一から染めてもらってさまざまなお色味のお草履をご用意しております。

 

7. さいごに

 いかがでしたか? CUCURUにいらっしゃる花嫁さまの中でも、よく伺うのが「花嫁衣裳の小物にはどんなものがあるんですか?」というご質問。一つ一つご紹介していくと「こんなにたくさんあるんですね!」「奥が深いですね!」とびっくりされることもしばしば。そんな小物を職人さんとともにいちから作り上げ、全体のバランスを考えながら選んでいくことでこだわりのコーディネートが完成します。花嫁着物の小物について知って、衣裳選びの参考にしてみてくださいね。

▷花嫁衣裳のご試着、ご相談はこちらよりお問い合わせください。
 
  • Icon list 4d42c28b31a8e2bcae68003ccf3d2d6bc1a402458e35a542bfdfd45fa43eeea6