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コラム

白無垢特集!似合う白無垢の選び方

 

花嫁さまの永遠の憧れである白無垢。一生に一度の大切な日に、最高の白無垢姿を叶えたいという花嫁さまがたくさんいらっしゃいます。

しかしそんな花嫁さまのお話を伺っていると、『和装をかわいく着こなしたいけど、自分にどんなお着物が似合うのかわからない』とお悩みの相談もよく受けます。普段から着慣れている洋服と似た感覚で選べるドレスとは違い、自分にどんなものが似合うのか想像もつかないという方もたくさんいらっしゃるようです。

 

そこで、簡単にではありますが、今回の記事ではCUCURU流白無垢を選ぶポイントをご紹介していこうと思います。シンプルだからこそ難しい、でも楽しい、白無垢選びのコツをぜひ学んでみてくださいね。

【メニュー】
1. 素材と色味
2. 生地感
3. シルエット
4. 模様
5. ふきや裏地の色
6. ご試着前にやっておくこと
7. さいごに

【1. 素材と色味】

白無垢の素材は、大きく分けて正絹と化学繊維(ポリエステル)のものがございます。一見二つの違いはわからないように見えますが、実際に比べてみると光沢感や色の柔らかさが違います。
全体的にはっきりとした艶と真っ白な印象の目立つポリエステルに比べて、正絹のものは全体的にやわらかい質感で色味も白さが強くありすぎません。また、正絹は時間をかけて何度も袖を通していくうちにだんだんと生成りがかってくるという特徴もございます。肌馴染みが良くやさしげな印象になる生成りの白無垢をお探しの方は正絹のものがお勧めです。

ちなみに、CUCURUのお衣裳はすべて正絹を使用しております。

 

 

また、白地に金糸や銀糸が織り込まれた白無垢もございます。金糸の入ったものは、上品であたたかな雰囲気に。実際に一度羽織ってみて、自分の肌になじむお色味の白無垢を選ぶのがお勧めです。

(金糸の織り込まれた白無垢に綿帽子姿の先輩花嫁さま。)

【2. 生地感】

「白無垢」と言ってみなさんが思い浮かべるのは艶のあるストンとした生地の白無垢姿だと思います。しかし、白無垢には一味違った生地感のものもございます。

たとえば、ちりめん地の白無垢を選べば全体的にマットな仕上がりになり、それだけでも印象ががらっと変わります。艶のある生地の白無垢は綺麗目すぎて自分には似合わない・・・とお悩みの花嫁さまはぜひ一度ちりめん地の白無垢を試されてみてください。

 

また、白無垢でも豪華な会場での披露宴でお召しになりたい場合は、存在感抜群の織の白無垢がお勧めです。中には白や金銀の刺繍が施されたこだわりのお衣裳もあり、白無垢ながらも色打掛さながら華やかに着こなしていただけます。

 

【3. シルエット】

白無垢を選ぶ際に大きく印象を変えるのが、全体のシルエットです。すとんとしたシルエットのものを選べば、しなやかで女性らしい雰囲気に。ほっそりとしたシルエットをお好みの方や新郎さまとのバランスよく着こなしたい方、小さめの会場や神社などで挙式をされる方にお勧めです。

 

 

一方で織りや刺繍の入った豪華な白無垢は全体的に厚みもあり、存在感のあるシルエットに。大きな会場で披露宴の際にお召しになる方や豪華な装飾の多い大きな仏閣で式をされる方にお勧めです。

 

 

【4. 模様】

全体に白地にうっすらと模様が浮かび上がる白無垢が一般的ではありますが、柄や文様が特徴的な白無垢もございます。

白地だからこそ、潔く描かれた鶴が印象的に浮かび上がり、花嫁らしくもありながら凛とした美しさを感じさせます。角かくしと一緒にかっこよく着こなすのがお勧め。

【5. ふきや裏地の色】

白無垢のふきや袖口の色、裏地の色によっても全体の印象は大きく違ってきます。王道の花嫁さまらしさを目指すのであればすべて白か一部に金がほどこされたものを選ぶとまとまります。

(ポイントで赤をもってくるのもお勧めです。)

淡い色味の裏地は全体的にかわいらしい雰囲気に。甘くなりすぎないように掛下やヘアメイクでバランスをとると、子供っぽくなりすぎません。

【6. ご試着前にやっておくこと】

白無垢のおおまかな違いはわかったけれど、実際どういうものが自分に合うのだろう?そうお悩みの花嫁さまも多いはず。そんな時は、ご試着までに『どういうイメージにしたいのか、会場は?テーマは?譲れないポイントは?』ということを考えておくのがお勧めです。