前撮り花嫁さまのご紹介 その28
こんにちは。
CUCURUです。
１月半ばになり、ますます寒さが増してきました。
風邪などお召しにならないよう、体調管理にはお気をつけくださいませ。
さて、今回はCUCURUのフォトプランで撮影をされた花嫁さまのご紹介です。
春深く、若菜の緑が目につく4月に撮影をされました。
お天気にも恵まれ、日差しがとても温かい日での撮影となりました。
笑顔がとても愛らしいご新婦さまにお召しいただきましたお着物は「国花白地織丸紋亀甲」です。
こちらは1日かけても30㎝ほどしか織ることのできない手機織のお着物。
手機織とは、織器具の上から降りている無数の紐に小さな輪っかがあり、
その輪っかが横に張られた無数の経（たて）糸に通っています。
これらを選んで持ち上げることで、緯（横）糸を通して模様を織っていきます。
表面に出ている模様が裏返しの状態で織られているため、
下に鏡を置き、職人さんが織り具合や傷などをチェックしながら進めていきます。
経（たて）糸と緯（よこ）糸の絶妙な兼ね合い、折り合いによって仕立て上げられたこの紋様。
そこには糸一本一本を吟味しながら織る職人さんの想いが込められています。
柔らかい白地に四季のお花たちが色鮮やかに施されており、
柔らかく見せつつもお写真にも映える一枚。
掛下はうぐいす色、首元に近い襟はお肌なじみのいい黄地に四季花刺繍の襟を合わせました。
伊達襟に紅色、花嫁小物に柿色を取り入れ、さわやかな色合わせの中にも可愛らしさをほんのりと演出。
穏やかで愛らしいご新婦さまにぴったりなコーディネートですね！
ヘッドは、アンティークビジューが施されたボリュームのあるお飾りにチュールを加え、
柔らかくも華やか。
和の中に洋を取り入れ、モダンで上品な仕上がりになりました。
大切な日のお手伝いができたことを大変嬉しく思います。
本当にありがとうございます。
お二人の末長いお幸せに心よりお祈り申し上げます。
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